ちょっと怖い?絵本レビュー『しつれいですが、魔女さんですか』エミリー・ホーン 文 パヴィル・パヴラック絵 江國 香織 訳 小峰書店 2003年

しつれいですが、魔女さんですか (魔女のえほんシリーズ)

『しつれいですが、魔女さんですか』
エミリー・ホーン /文
パヴィル・パヴラック /絵
江國 香織/訳
小峰書店/出版社
2003年/出版年

ほぼネタバレなあらすじ

ノラの黒猫ハーバートは、図書館で魔女が黒猫が大好きであると知り、魔女を探しに行くが、怖がられたり、怒鳴られたりと上手くいかない。

再び図書館に戻ると、魔女学校の生徒たちに遭遇、ちび魔女たちの学校に連れて帰ってもらえることになる。

感想

猫とかつハローウィンが好きなので手に取る。

主人公のハーバードは美猫ではないけれど、愛嬌がある感じ。

寂しがり屋ゆえに魔女さん探しに頑張るのだけれど、ものすごくポジティブに突き進むというよりは、いたらいいなあという緩い感じでカツカツ探していないからか、魔女疑惑をかけられた人達から結構ひどい対応をされてもダメージを受けてない。

多分、それらがあるから読者は魔女探しを楽しめるのだなと思う。

印象的なヨーロッパの街並みと人

絵は、可愛い。良い感じでデフォルメされたヨーロッパの街並みと人!
うん、人が魅力的にデフォルメされて、ハーバードの魔女探しを盛り上げている。

とんがり帽子としましま靴下のちび魔女さんたちは勿論いいが、個人的には魔女疑惑をかけられた人達の方が気に入っている。

特にハーバードを怒鳴りつけたおばさんのたらこ唇は忘れられない。そして、図書館(室内)もアンニュイだけれど温かみのある雰囲気を醸し出していて結構お気に入りです。

読後感が良い絵本

私は、絵本を読み終わって、某アニメの「強請るな、勝ち取れ、さらば与えられん」というセリフが思い浮かんだ!

確かに、ハーバードは、街中に行かず図書館に長時間こもっていたら、苦労せずに魔女に会えたのかもしれない。

でも、ハーバードは今まで何度もこの図書館を利用しているにも関わらずタイミングが合わなかったせいか会えてなかった。街での魔女探しの時間はいろんな意味でハーバードに必要なことだったんだろうな。うん、まあ結果オーライ、読後感が良い絵本でした。

この絵本はちょっと大きい子向けかな。

娘leafは怖かったみたいで、2度目の読みきかせは拒否されてしまった。

娘 leafの感想

娘 Leaf
なんか怖い。
母 Lily
うー残念。